口唇ヘルペスとニキビの見分け方

口唇ヘルペスは特徴的な水ぶくれや腫れができますが、特にでき始めの段階ではニキビと見分けが付きにくいことが多いです。特に口唇ヘルペスに初感染した人は症状が進行するまでニキビと勘違いするかも知れません。その一方で口唇ヘルペスの症状を最小限に抑え早期に治すには初期の段階から治療することが必要不可欠です。では、口唇ヘルペスとニキビはどのように見分ければいいのでしょうか。

 

まず基本的な点として、ニキビは毛穴の中に脂が溜まりその毛穴が閉塞することで起こります。したがって毛穴のない口唇粘膜には絶対に発生しません。完全に唇の上にできたできものは少なくともニキビではあり得ませんので、口唇ヘルペスの可能性が高くなります。ただし唇と皮膚の境界付近はニキビも口唇ヘルペスもどちらもできることがあります。

 

境界付近のできものは、中に芯があるか水が溜まっているかで判断します。ニキビの内容物は基本的に皮脂であり、中に水が溜まってぶよぶよするような状態にはなりません。しかし口唇ヘルペスは初期の段階から小さな水ぶくれを形成しますので、触ってみて内容物が水っぽければ口唇ヘルペスが疑われます。ぱっと見ただけでは区別が付きづらいですが、触ってみるときっと判別が可能と思います。

 

また、口唇ヘルペスを繰り返している人は、できものが発生する前に初発症状として唇がぴりぴりしたり弱い痒みと痛みが混じったような感覚から、口唇ヘルペスの発生に気づくことができるといいます。その場合も、唇の付近に出始めた病変は口唇ヘルペスと判断できます。